★生理の周期は28日が理想です。
26〜30日は正常範囲ですが、20日位で来たり、40日来なかったり、半年近くなかったりもします。これらは、いずれも生理不順です。漢方薬では「生理周期が早めに来る場合と、遅れ目に来る場合」という日数は大切な選薬基準になります。 |
★生理の時に痛み(腹痛や頭痛・腰痛など)があるのを生理痛といいます。しかし、生理痛はないのが正常です。
できたら一時しのぎの鎮痛剤はやめましょう。必要であれば漢方薬を使いながら身体を良い方向に導いていけるようにさせていくことが大事です。昔から「生理の時は、誰でも痛いもの」と言われ、多少の痛みは我慢している人が大変多いですが、本当はそういうものではありません。生理は本来、生理現象であって病気ではないので全く無痛のもの。痛みがあるのは何か原因があるはずです。
鎮痛剤を服用しても痛みが楽にならないほどの激しい痛みがある場合は、子宮内膜症などが考えられます。そのような場合や、年をとってから強い痛みが出ている場合は婦人科の専門医へすぐご相談下さい。
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| ★過短月経。 |
★希発月経。
月経の周期が長く、2〜3月間隔があいて月経がきます。
過少月経と合併して起こることが多いです。
疑われる病気は卵巣の機能の異常です。 |
★頻発月経。
月経周期が24日以内であり、1ヶ月に2回も月経がある場合もあります。
疑われる病気は卵巣機能の異常などです。 |
★無月経。
性器の異常や、卵巣や子宮の発育不全によって、初めから月経がないものを原発性無月経といい、卵巣の機能低下によって、今まであった月経周期が止まったものを続発性無月経といいます。
急激に生活環境が変わったり、強いストレスや若い女性のダイエットなどで、一時的に無月経が起こることもあります。
疑われる病気は卵巣や子宮の発育不全、卵巣の機能低下、拒食などによる栄養障害です。 |
★過多月経
月経の量が多すぎる・出血の期間が長すぎるなど、月経量が多く、凝血が混じることもあります。
疑われる病気は子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣機能の異常、その他性器の炎症です。 |
★過少月経
月経の量が少なくて1〜2日間、下着が少し汚れる程度の出血しかないことがあります。
疑われる病気は子宮発育不全や卵巣機能の異常などです。
原因はいろいろありますが、更年期近くになって起こるものは心配ありません。 |
★月経前症候群
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◆月経の1ヶ月前から頭痛やイライラが起こる
卵巣機能の異常などが原因で起こります。
不眠やめまい、むくみなど起こることもありますが、月経が始まるまでに症状は消えます。 |
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◆月経の数日前から下腹痛、乳房痛が起こる
我慢できるぐらいの軽い下腹痛の場合は、生理的に起こるものなので心配ありません。
疑われる病気は子宮発育不全、子宮内膜症や月経前症候群などです。 |
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★無排卵月経
【排卵】:生理が始まった日から14日後あたりで、脳の「視床下部」からホルモンが分泌され、卵巣に働きかけて生理が始まります。
【基礎体温】:低温期から高温期に変わるとき、少し体温が下がるときがあります。その前後2日間が排卵日と考えられます。
【無排卵性月経】:月経があるのに排卵が起きていないというもの。最近の女性に多くなっています。
【基礎体温】高温期がないが生理がある場合、無排卵性月経と考えられます。
【無排卵性月経の原因】:過労、ストレス、過激なダイエットや遺伝的なものなどが関係します。
無排卵性月経は無月経、不妊症につながる危険があるため、早期の治療が必要です。 |
★早期閉経 早発閉経は、卵巣の周期的機能が永久的に終了し、40歳以前に月経が停止することをいいます。
【原因】:ホルモンの面からみれば、早発閉経は自然に起こる閉経とよく似た状態で、体内のエストロゲンの濃度が低くなります。
また早発閉経は、染色体異常や遺伝子異常、自己免疫疾患が原因で起こることがあります。
自己免疫疾患とは、体内で自己抗体がつくられ、自分自身の組織(卵巣も含む)が攻撃されてしまう状態です。
その他の原因として代謝異常、癌の化学療法などがあります。
早発閉経は原因を明らかにすることで、健康上のリスクを検討し、治療法を選択するなどができます。
【症状】自然閉経と同様に、ほてりや気分の変動などの症状がみられます。 |
★月経困難症
月経困難症は、月経開始直前から月経時に起こる下腹部痛、腰痛などを訴えとするものを総称したようなものです
月経時には、ほとんどの女性が程度の差はあれ、不快な症状を感じるものですが、日常生活に支障が生じるほどのものや治療が必要なほどのものを月経困難症といい、一般的な月経痛と区別をしています。
月経困難症の例としては、「月経痛で、起き上がることができない」「月経の症状のために学校や会社を休まざるをえない」「月経痛で、家事ができないほどつらい」などのような状態があげられます。
【症状】:痛みは月経と同時に始まり数時間から数日間続きます。痙攣(けいれん)するような、陣痛のような疼痛が下腹部を中心に起こります。
そして、その疼痛で腰や大腿部も痛いように感じてきます。
その他の症状には、はきけ、嘔吐、食欲不振、下痢、頭痛、耳鳴り、倦怠感、神経過敏などの症状も起こってきます。
【原因と分類】
月経困難症は、その原因から2種類に分類することができます。 |
★機能性(原発性)月経困難症
月経困難症の大半を占めています。これは、骨盤内や子宮自体に身体的な原因が存在しないのにもかかわらず症状が出るタイプです。
機能性(原発性)月経困難症の原因は、プロスタグランジンという物質とされています。
プロスタグランジンとは、ホルモンに似た働きをする物質で、月経時に子宮内膜で作られ、痛みのもとになります。機能性(原発性)月経困難症は、このプロスタグランジンが通常よりも多く分泌されていると考えられています。 |
★器質性(続発性)月経困難症
月経困難症の中では少く、骨盤内や子宮自体に月経困難症の直接的な原因となるような、何らかの病変が認められるタイプです。
原因は、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症など、子宮関連の病気が中心です。
器質性(続発性)月経困難症の原因は、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症など、子宮関連の病気が中心です |